自分が親になり、子育ての大変さを感じている。
自分が両親にされた苦痛ということをしたくないと思っていても、感情はなかなか思い通りにはいかない。
自分が疲れている時に、子どもがぐずりだせば、なだめるよりも、怒ってしまうことも多々あった。
子どもの成長の妨げとなる親の思考
未熟な親ではあるけれど、子どもは申し分ないくらいに成長してくれた。
子どもの心の奥はわからないから、私が判断することではないけれど、自分なりに気を付けたことがある。
子どもが成長していく段階での子どもの思考については、親としての自分の思考を植え付けないようにしたこと。
もちろん、人に迷惑をかけることや、傷つけることをしてもいいということではない。
例えば、子どもが遊びたいと思う友達が、私にとって苦手な親の子どもだった場合でも、子どもにはそれを伝える必要がないということ。
生まれたもった感性を…
これは、すべて私の体験でのことなので、すべての子育てに当てはまるわけではないことを、先に記載しておきます。
子どもは成長とともに、自我が芽生えてくるけれど、その過程で親の感情程、無意識に入り込んでしまうものはないんだと思う。
生まれもった感性を引き出してあげたいと思いながら子育てをしてきた。
理由は、自分がその感性を否定され続けてきたから。。
子どもには親に愛されているという安心感ほど、社会に出てからの最強の鎧はないんだと思う。
親がそばにいることではない。自分は愛されていたんだという安心感のこと。
でもね、親は自分の意見を子どもに押し付けてしまうの。
それが、子どもの意志となってしまうくらいにね。子どもも望んでいることならいい。
けれど、前述した通り、親が嫌いだから、子どもにも嫌いを求めることは、子どもの感性をつぶしていくことになる。
子育ては簡単ではないから…
でも、子どもを育てるということは、容易ではない。
寝不足であっても、母乳やミルクをあげて、オムツを取り換える。泣いて寝なければ、抱っこして寝かしつける。
子どもが成長していくにつれ、世の中の平均を意識していく自分。
色んな事に捕らわれながら、一人の子どもを育てていく。
自分の培ってきた経験もあるから、いつしかそれを子どもに押し付けてしまうこともある。
そんなたくさんの過程を経てきたことで、今がある。
登校拒否になったこともあるし、神経性の腹痛もあった。
笑顔が無くなったこともある。
これから、その経験をもとに様々なことを一つ一つ綴っていこうと思います。
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