自分の心がわからなくて、どうにも消えない不安を解消したくて、色んな書籍を読んだ。
カウンセリングやセミナーにも参加した。
その結果…
本に出会った
18歳の頃、自分の心の中にある不安の原因がわからなくて、書店で初めて心理学的な本を購入した。
そこには、自分の気持ちにリンクする内容が書かれていた。それからの自分は色んな本を読んでいく。
本の内容はすべてが合うわけではないけれど、自分の気づかない深層心理のことが書いてあったから、心の整理を少しずつしていけるようになった。
けれど、本を読んでいくうちに、今までにない不安があることに気づいた。
心理学や自己啓発の本を読んでから
それは、心理学的な本を読むことで、その心理学で物事を見るようになってしまったこと。
自分の行動も心理学的観点から読み取るようになったり、成功体験の通りに進めない自分を自己否定し始めていること。
他人の行動を心理学に当てはめると、「今、あの人はこう感じているだろう」という思考が出てしまい、自分も他人も嫌になってしまった。
いつしかそれは、恐怖となっていた。
最初はキッカケをもらっていたのに、どうして逆に怖くなってしまったのかに気づけることになるけれど、無意識に落とし込んでしまった思考を取り除くのには時間がかかった。
自己否定を持ったままでは解決しない
どんなに素晴らしい本を読んでも、セミナーを受けても自己否定が強い自分には難しかった。
自己否定がここまであるのか?ということを認識していれば別だけれど、それがわからないと更なる恐怖が襲ってくる。
「行動していきましょう。そうすれば、幸せになります」
確かにそうなんです。行動しなければ変えることが出来ない。
自分を愛せない原因をどうやって見つけるかが私にとっては一番必要だった。
その方法は、個人の心のなかでのことだから、解析するのは難しいけれど、それを知って言葉を受け取るのと、知らないで受け取るのとでは全く違う思考になるんだと実感した。
自分を愛しましょうの言葉の前に、自分で自分を否定していることを見つけましょう…
その自分を表に出さない限り、どんなに良い言葉を伝えてもらっても、変わることが出来ない。
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