愛されたいと思う気持ちは当然あるもの。
だけれど、自分の何かを相手に提供して得なくちゃいけない愛に固執してしまうことがあった。
洗脳という虐待
生まれて最初に接するのは、基本的には、親になる。
その両親の愛情が欲しくて、自分の感情を押し殺してまで、親の気持ちを得たいと思うことを書いてみた。
特に何事もなければ、両親がいて自分がいて、兄弟がいて、になる。
けれど、両親がいるから必ず幸せとは限らない。その両親から虐待をされていたら、幸せではない。
虐待にも色々なことがある。
身体的虐待:対象に身体的暴力を加える
心理的虐待:対象に心理的暴力を加える(精神的苦痛を与える)
性的虐待:対象にセクハラをしたり、性的暴力を加える
経済的虐待:対象に金銭を使わせない、無心する・奨学金を勝手に使う(成長した子供・高齢者に多い)
ネグレクト:対象に必要な養育を提供しない、小学生ぐらいになるとお金だけ渡すこともある
教育虐待:子供の意思に反して塾や習い事漬けにし、反発・結果を出せないと虐待する:他の虐待においても、躾と称して加えるケースも多い
ウィキペディア(Wikipedia)引用
暴力で身体に傷をつけること、その真逆で存在を無視して何もしないことのネグレクトもある。
これは、どちらが苦しいと、比べることは出来ない。どちらの環境も耐えがたい。
親の意見通りに過ごさなければいけないこと、自分の好きなものもすべて親と同じでなければいけない。
愛されるためには…
自分が消えていく…
でも、自分の気持ちを伝えたりした時に、両親と違う意見だった時は…自分を否定される。
そのことで暴力やネグレクトがあるわけではないけど、心に突き刺さる言葉は、体に傷を負ったのと同じ状態だと思う。
そんなことが繰り返されていくと、自分のことなのに自分の気持ちがわからなくなる。
時には死にたくなる。自分という存在が、存在してはいけない感覚になる。
楽しいことがゼロではなく、友達と遊びに行って楽しいとかを感じることが出来るのに、存在していることを否定したくなっていく。
モヤモヤした想い…
ずっと心に出来たモヤモヤを解消したくて、色んな本を読んでみた。
答えに繋がる言葉がたくさんあったけど…自分に置き換えていくのはとても難しい。
色んな本を読めば読むほど、心がわからなくなってくることもあるし、出来ない自分に自己嫌悪になることもある。
それから人の行動を心理学的に感じてしまうと、人が怖くなってしまったこともある。
カウンセリングを受けたとしても、自分に合う合わないもある。
良いカウンセラーに出会うことが出来ればいいけど、それもなかなか難しい。
結局のところ、自分で気づいていくしかない。
愛されたいと思う気持ちに素直になること
愛されるために何かを提供しなくてもいいということ
心から自分を愛してくれる人は何かを強要してこない。
そして…そのことに気づけたら、少しずつでいいから、距離を取っていくこと。
自分の人生を大切にしていく気持ちを思い出せるから…
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